浜松市社会福祉事業団は、障がいの発生予防から相談、障がいの早期発見・早期療育、リハビリテーションまでの一貫した障がい福祉支援の提供を目的として、平成4年7月に開所した浜松市発達医療総合福祉センターの管理運営を行うため、平成4年に設立されました。

基本理念

わたくしたちの願い

人は一人では生きられません。他の人と関わり社会性を養ってこそ人として生きられるようになります。障がいのある子もない子も、障がいのある人もない人も、お互いを尊重しそれぞれが一人の人間として「その人」らしく生きていくことができる社会、それがわたくしたちの願いです。

基本理念の説明

支援を必要とするすべての人々が、住み慣れた地域(浜松市)で共に支えあい、必要なときに必要なサービスが受けられ、希望を持って安心して暮らすことのできる社会、自己決定と自己選択により積極的に社会参加でき、地域の一員として自分らしく暮らしていくことができる社会を創るという意味が込められています。

経営目標

  1. 保健・医療・福祉が連携した障がい者福祉の拠点施設として、『誰もが住み慣れた地域で安心していきいきと暮らすことができる』よう専門的で質の高いサービスを提供します。
  2. 地域の福祉ニーズを先取りした取り組みを進め、豊かな地域福祉社会の発展に寄与します。
  3. 継続的なサービスを提供できる健全な経営を行います。

経営方針

浜松市の親子のために

乳幼児期から幼児期にかけての初期の発達の「遅れ」や質的な「歪み」、機能獲得の困難さが生じているあらゆる子ども達とその保護者に向けて、「早期からの療育的な介入や支援が重要である」との考えのもと、浜松市の親子が安心して地域で暮らすことができるよう専門的なサービスを提供します。

市民のニーズに合った福祉施設の運営

浜松市の障がいのある児者の在宅支援の拠点として、また、市民のニーズに応える日中活動施設として、「利用者様から地域から信頼していただける質の高いサービスの提供」を目指し、社会参加や自立の促進、生きがいづくりを目的とした支援を行います。

地域から愛される法人づくり

さらなる障がい者福祉の向上に努めていくため、これまでの各種事業で培われた医療・福祉サービスについての知識や技術や情報を地域住民へ伝えていく場面を多く設定し、福祉に対する関心を地域全体で高めていけるよう取り組みます。
地域福祉の拠点施設として、地域からの認知度の高い法人づくりを目指し、豊かな地域福祉社会の形成に寄与します。

法人運営の自立化及び健全化

安定した経営を行うため、医師の安定的な確保による医業収入の増、福祉施設では安定した施設運営による自立支援費収入の増に努めます。
また、全職員が経営参画意識を持ち、さらなる経費節減に努めて経営基盤の強化を図ります。
また、サービス提供方法の標準化や研修制度の充実等により人材育成をさらに推し進め、「最少の経費で質の高いサービス提供」ができるよう、法人全体で職員の専門性が十分に発揮できる組織づくりを行います。